ビジネスにおいて交流会や商談など、仕事をしていると人と接する機会って多くなりますよね。
そんな時、相手に与える印象を大事にしている人としていない人では、明確な差が出ることをご存知でしょうか?
自分が相手に与えたい印象が、そのまま相手にも伝わっていると思ったら実はそうでもないかもしれません。
そんな相手に与える印象を追求し続けている合同会社スリースターズスマイルの代表であり美「養」家である井上美雪さん。
そんな美のプロフェッショナルである美雪さんから、印象の決まり方やできるビジネスマンになるためのマインドについて、美容師、ヘアデザイン、スキンケアアドバイザー、メイク講師に至るまでの様々なご経験を元に、美容という新しい角度で深掘りさせていただきました!

皆さんこんにちは!はるか(@Black_Trick_)です!
実は先日、実際に美雪さんにメイクとヘアデザインをしていただいたのですが
「これ本当に自分か!?」
と思うほどに印象がいい意味でガラリと変わってしまいました…。
とりわけ私は童顔で可愛い路線のメイクしか似合わないという固定観念があったのですが、プロから見たら全く違う角度からの魅せ方をご提案してくださったんです!
なので今回は、ビジネスにおいて大切な相手に与える印象について、ヘアデザインからお化粧、スキンケアや美しくなるためのマインドに至るまで幅広く美を追求し発信しながら、某大御所アーティストのヘアメイクも手掛けたご経験をお持ちの美雪さんに、ビジネスにおいての見た目の重要性についてお聞きしたいと思います!
井上代表、本日はよろしくお願いいたします!

第一印象が持つ意味とは?

初めに相手に抱いてもらう印象を好印象なものにするために、身嗜みを整えたり清潔感を出すことは必須ですよね。
そんな中で、見た目の第一印象はメイク等で改善を測った場合どういった効果があるのでしょうか?

これは割と皆さん知っていることだと思いますので、私が実際に経験した”第一印象が相手に与える影響を変えるなと思った体験談”をお話しさせていただきたいと思います。


この前とある男性にお会いした時のことです。
職業柄、ふとその男性の眉毛を見た時に、怒っているような印象のラインだったんですね。
その眉毛を見て怖い印象を持ってしまった私は、その男性に質問をした時の返答がつっけんどんに聞こえてしまったんです。
もしかしたらその男性はそういう人ではなかったのかもしれませんが、印象を受け取った側が勝手にその人を『怖い』という印象にしてしまうことがあるなと思ったんですよね。
つまり、イメージが先行して上手く会話が成り立たなくなってしまう危険性があるワケです。
かつ、そういうイメージを持ってしまったこちらにも問題があるな…ということに気付いてからは、仕事において発信側である人を私たちがメイクを通してどういう人として受け手側に届けるかによって、信頼関係が構築できるかできないかという責任が伴うことも感じたんです。
その責任を持つことが、この人になら仕事を任せてもいいな、信頼してもいいなと思わせるポイントになるんですよね。

初めて会った人や知り合いに『機嫌悪い?』などを聞かれることが多い人は、もしかしたら眉毛によって与える印象が影響しているかもしれませんね。
大御所アーティストのメイクの仕方とは?

それを踏まえて、私たちのよく知る有名アーティストさんのヘアメイクを担当されている経験から、少し掘り下げていきたいと思います。
美雪さんが数々のアーティストさんを担当する際、ヘアメイクにおいてどんなことを意識されているんでしょうか?

その後に、そのアーティストがどんな音楽をどの年代の層に発信したいのかを伺いながら彼らのブランディングをしていきます。
その中で、私から見るとこうした方がいいのではないか?という提案をしてみるんですよね。
そして本人たちがなりたいイメージと、こちらの提案が上手く噛み合っていくと、作品が出来上がった時にどんどん売れるアーティストになっていくという流れがありますね。


自分のこだわりはもちろんあると思いますが、自分の良いところって分かっているようで、全ては見えていないんですよね。
なので、メイクする側からしたらこういう良いところがあるよ!という本人が気づいていない良さや、さらに輝くポイントを伝えることが私の仕事です。


理想とするイメージに出来るだけ寄せることはできますが、結局はその人の個性があるので、オリジナル感を大切にしていますね。
美容室のオーナーさんがよくお話してくださるのですが、お客様がこの女優さんのようにしてくださいと言ってくださったとしても、そもそも髪質が違いますし、顔のパーツも違いますのでどうしても難しい部分が出てきてしまって困ってしまうとよく聞きます。
でも、こんなイメージになりたいと言ってくだされば、お客様の個性を生かしつつ、理想のお姿に近づけさせることは可能ですよ♪

一流アーティストの境目、売れる人と売れない人の違いとは?

いろんな方々とお仕事をしていく中で、美雪さんなりにメイクによって売れる売れないの境目みたいなものがあったら教えていただきたいです。

なので、売れるためのメイクと言うことでオーディエンスから見てかっこ良く映るメイクをまず考えた上で、本人たちの色気や持ち味などの良さも含めての提案をしていきます。

売れているアーティストさんならではの特徴などはあったりするんでしょうか?

もちろんありますよ!
売れていくアーティストの特徴としては、やはり素直なところかなと思います。
音楽業界の中でのお話ですと、今まで音楽一筋で一生懸命にやってきている方たちばかりなので、ビジュアル面での自分の魅力の出し方や、方向性が分からない方達が結構いらっしゃいます。
なので、私からどんな自分になりたいかヒアリングしていき、こうしたら魅力が引き出せますよというご提案をすると、素直に受け入れてくれるんです。
私はビジュアル面で一番いい魅せ方をご提案しますし、スタイリストならファッション、音響なら音の出し方、アーティスト自身は自分の音楽に一点集中してチームで良いものを作っていくという意識があるので、プロはプロに任せようという柔軟性があるように感じます。

そういった方々は、プロに自分の一番良い魅力を引き出してもらえるので、必然的に売れていくんだろうなということが想像できるんですが、その逆で売れないアーティストの特徴というものもあったりするのでしょうか?

大体売れない方々は人の言うことを聞かない傾向にあります。
自分の中のこだわりがきちんとある方も多いので、それはそれで良いのですが、そのこだわりが周りからどう見ても魅力を引き出せていないなと思われていることでも、自分のこだわりを貫こうとしてしまいがちなんです。
ただ、これはアーティスト側だけの問題ではない場合もあったりします。


もしくは、アーティスト自身の中でこだわりがなさすぎて、メイクさんなどに言われてやらされた感じのままビジュアルチェンジしてみた結果、完成した自分を見て自分の魅力を理解できない人は、どうしても売れにくくなってしまいますよね。
これはビジネスにおいても言えることだと思います。

自分だけでは発見しきれない魅力をプロに見つけてもらえるからこそ、ステージで最高のパフォーマンスができるわけですね。
ビジネスにおいても、良い印象の人間をやらされていると感じてしまったままだと、その嫌々が相手にもなんとなく伝わってしまいますし、自分自身も成長できないですよね。
着せられてる感じや、やらされている感じを出してしまうと、途端にその人の仕事における姿勢まで疑われてしまうかもしれませんね。
美容に対して投資をする意義とは?

やはり清潔感があったり、身嗜みがきちんとしていたり、着るものやメイクにもこだわりを感じさせるような人たちは、ビジネスにおいても成功している人が多い印象ですよね。
美雪さんが担当してきたアーティストさんに中にも、美容に力を入れている方々がたくさんにらっしゃると思いますが、やはりそこにも売れていく人と売れない人の共通点みたいなものはあるのでしょうか?

売れていく人たちというのは自分のことを客観的に見ることができて、ステージ上でどういったパフォーマンスをすればかっこよく見えるかなどを体感していてるからこそ、自分の魅せ方も上手いんですよね。
そこで私は、本人が見えていない部分、例えば服の袖丈の長さから筋肉の見え方から細かいところまでチェックして、アーティストの魅力を最大限生かせるようなご提案を常日頃行っています。
やっぱり見た目をどんなにテクニックで磨いても、ステージ上で100%のパフォーマンスができるかと言ったらそういうことでもないのが面白いところです!
特にヘアーも含めメイクは首から上までしか良さを表現できないので、首から下のバランスが悪いと中途半端になってしまって見栄えも悪くなってしまうんですよね。

と言うことは、服装に合わせてメイクも変えていく必要があるということなんでしょうか?

男性で言えば肩の幅がサイズと合っているかとか、パンツスーツのラインが綺麗に見えているだとか。
女性だと体のラインにジャケットが合っているかとか、お尻のラインがスカートによって綺麗に見えているかなどの違いが出てきますよね。
そんな中で同じメイクをしてみたらどうでしょうか?
服装がその人にぴったり合っていないと、メイクも見栄えせず、魅力を十分に引き出すことが難しくなってしまうんですよね。

そう言った面も含めて美に投資できる人は、自分の見えていないところまで気を配ることができる人なんですかね?

と、思うじゃないですか?
実は自分の姿を3Dで見られる人って意外と少なくて、周りに自分の見えないところまでサポートしてくれる人がいるから、トータル的にバランスが取れているだけなんですよ。
なのでこれからの時代は、全身トータルサポートしてくれる人の存在が重要視される気がしています。
よく美容師さんに髪を切ったその先のトータルサポートまでしていますかと聞くと、ほとんどの方がしていないと答えるんですよね。
美容室に行くお客様って髪を切ってから2、3ヶ月後にまた来店してくれることが多いと思うのですが、美容室に来れなかった2、3ヶ月の間に伸びてしまった髪型でも魅力的でいられるような状態を保たせてあげるように責任感を持つことってとても重要なんです!
なので、なので、私が美容師の仕事をする時はその場だけの見栄えではなく、伸びてからの見栄えも意識しています。

そんなネックなポイントを理解してくれて、かつ2、3ヶ月先の状態まで計算して髪を切ってくれる美容師さんがいらっしゃったら、誰だって嬉しいはずですし、後ろ姿も意識しようと思えますよね♪
ビジネスにおけるメイクの重要性とは?

男性でも眉毛を整えたり、髭を剃ったりなど見た目をどれだけ意識しているかで相手の印象は変わってくると思います。
そんなビジネスにおいてのメイクの重要性について、プロのご意見をぜひ伺いたいです!

完璧な仕事ができる見た目にしたいのか、何でも気軽に話せそうだなという雰囲気を醸し出せるようになりたいのかで見せ方は変わってきます。
ビジネスの場において信用や信頼は非常に重要なポイントだと思いますので、第一印象で信用できるかできないかというところに意識を向ける必要がありますよね。


そうなんです!
今までお仕事してきた中で、音楽業界以外にも俳優さんたちも何人も担当させていただくことがあったのですが、スッピンの状態でスタジオの入ってきた状態からすでに出来上がっている人が多くて、我々が手を加えることでさらに輝きを増すんですよね。
つまり、何もしていない状態の在り方がまず重要かなと思います。
なので、まずは外見を磨くことも大事なんですが、それに伴ってマインドも付いてきてないと、そのギャップがありすぎて違和感でしかないんですよ。


まさにビジネスの場においてもそうですが、どんなに着飾っても、その人の中身が空っぽだったらすぐハリボテだということがバレちゃうってことなんです。
なので起業したての方なんかは特に、どういう思いで起業したかという強い志があるかないかで見た目も相応になっていくと思いますよ。
音楽業界では新人の子こそ、見た目と中身のギャップの差が大きい人が多いのですが大体2年で売れないとその先も売れることは難しいと言われている世界なので、その2年でどれだけそのギャップが埋められるのかが勝負ですね。
もちろんビジネスの場でもそのギャップをいかに早く埋められるかで、その人の信頼性は上がっていきますよね。

高校生の頃、科学の先生に一目惚れしたことがあって、私は彼の授業を直接受けたことがなかったので見た目だけで彼のイメージを捉えていたのですが、スーツとメガネと白衣といういかにもなお姿が魅力的でかっこいいと思っていました。
でも彼の授業を受けたことのある女生徒のほとんどからは気持ち悪い、性格悪いと嫌われていましたね。
見た目だけでいえば、私は先生に良い印象を持てていたし、ご本人も自身の魅力を知っていたんだろうとは思いますが、性格までは追いついていなかったようですね(笑)
話が逸れましたが、見た目を変えることはいくらでもできるかもしれませんが、外見を見栄え良くしていく中で、本当の素の自分との差がありすぎて萎縮しちゃうなんてこともありますよね?

なので着飾った自分や作られた自分でいかにワクワクできるかがまず大切ですね。
そして、その見た目に相応しくなるように自分を引き上げていく楽しさを感じることができれば、自ずとマインドも付いてきてくれます。
あまりにも見た目との差がありすぎると引け目を感じてしまって、結果印象が悪くなってしまうことはよくあることですので、発想をポジティブなものにするといいですね!

でもなかなか見た目とマインドのギャップを埋めるのって簡単じゃないと思うんです…。
何か美雪さんなりの、発想をポジティブにする考え方などがあれば是非お聞きしたいです。

そういう時は結婚式と、普通のパーティーを比較してみるとわかりやすいと思います♪


『絶対あのウェディングドレスを着こなしたい!』『もっと綺麗になりたい!』という意志が非常に強いので、結婚式当日も着飾った自分に引け目を感じることなく、堂々と人前に出ることができるんです。
これが見た目もマインドも備わった状態ですよね!
逆にどうしてそのパーティーに行くのか、という目的が明確でないところで着るドレスやスーツだと、理想に合わせて自分を磨こうという意志ってそこまで強くないことが多いじゃないですか。
とりあえず自分なりに綺麗に見えてたら良いな〜くらいの気持ちでいると、自分が目指したいゴールが定まらないので、いまいちパッとしない印象になってしまうんですよ。

でもウェディングのように誰かが自分をトータルサポートしてくれる人が周りにいないって人がほとんどですし、なりたい自分って言われてもいまいちイメージ湧かないよ…という人もいると思いますよね。
そんな人はどうしたらなりたい自分を見つけられるのでしょうか?

やっぱり理想の自分を考えたときに『絶対になる!』と思える人と『なれたら良いな〜』くらいの人では成長スピードに差が出るのは当然ですよね。
でも後者の方々の方が圧倒的に多いのも事実なので、そういった方々にはまず、私たちプロから教わったことを自分で実践し、できるようになることが大事だと考えています。
なので、その前段階として、ご本人の理想像をじっくりヒアリングしていきます。
それを踏まえた上でご本人の持ち味を生かしたアドバイスをいくつかご提案した中で、ご本人に自分にしっくりくるものを選んでもらうんです。
結果的に自分の理想像を自分で選択できたということになるので、違和感なく自分のなりたいものを見つけ出すことができるようになるわけです!
私自身もヘアメイクをしたいという意志が非常に強くて『将来絶対になる!』と口に出して言っていました。
周りから絶対なれないよと言われてきたけども『なりたいな〜』という曖昧な宣言ではなく『絶対になる!』という強い意志と『なれる!!』という迷いのない自信があったから、今こうしてお仕事できているんだということを実感していますね。

最後に読者へ一言&お知らせ

見た目を変えるってこんなにも重要なんですね!

そうなんです!
自分の中だけで自分の魅力を引き出すのって結構難しいんですが、自分発信なんだけど相手へのサーブがあるかどうかが重要な観点なんですよね。
自分から発信ばかりで自分をかっこよく見せたいだけのことしか考えていない人が多い中で、相手からどれだけビジネス的な意味での良い反応や好印象を持ってもらえるかまで考えられたら一歩上のビジネスマンになれるはずですよ!
せっかくビジネスをやるなら絶対成功してほしいです。
そのためにはメイク同様プロからのアドバイスを良く聞いて、素直に受け入れることが成功の鍵になります。
みんな素のままでも十分素晴らしいですし誰もが成功する可能性を秘めています。
その可能性を止めないためにも、さらに自分に磨きをかけてどんどん輝いていってもらえたら嬉しいです。

そんな美雪さんですが、ご自身の経験を生かした新しい試みをされているとお聞きしていまして、美に疎い私としては、非常に気になっております!

そうなんです!
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