人脈作りで失敗したくない、そもそもどうやって人脈を作ればいいか分からない、会社勤めだけど人脈って必要なの?そんな人脈についての疑問はありませんか?
この記事では、20代の若いうちから人脈を作ることの意味や実際に作る上での抑えておきたいポイントをまとめています。スムーズな人脈づくりのコツを知りたい方はぜひ読んでみてください。



いまいち人脈のことに鈍感だった頃は、初めからそういう風に考えられたかというと、そうでもないんですけどね(笑)
今まで格上の方や一流の方にお会いする機会がそもそもなかっというのもありますが、周兄のおかげで若いうちからそういった方々とお話しさせていただく機会が増えました。
そこで今回は、20代のうちから一流人脈を作るために必要なことを私なりにまとめてみました!
そもそも人脈の意味とは?
そもそも人脈とはどんな言葉で定義付けられているのでしょうか?
私が人脈とは何かを定義付けする時は、ビジネスにおける人脈という意味でいつもお話ししています。
ビジネスという狭義の元では「ギブ&テイクでお互いに利益が発生し、win-winの関係性を作り上げること」を意味すると思っています。
なので、相手を騙そうとしたり、自分だけ得をしようとして近づくことはビジネスにおいては良い人脈の作り方とは言えません。
また、YouTubeチャンネルでは一流の人脈を作る為の具体的なポイントを実際の体験談を元に解説していますので、こちらも合わせてご覧ください!
20代で人脈を作った方がいい理由
20代というのはいい意味でも悪い意味でも、知識も経験も浅く、非常に未熟な状態です。
でも、それゆえの若いフレッシュさや、どんなことでも吸収し柔軟に聞き入れられる素直さ、体力が20代の特権でもあります。

未熟な知識や経験だけでは必ず大きな壁にぶつかった時に落ち込んだり、復活するのに時間がかかってしまいますよね…。
そんな時、一流の人たちからにアドバイスや教えを乞うことができれば、その後の成長が圧倒的に速くなります。
しかも、そんな一流人たちと親しくなれれば、思わぬ大きな仕事を任せてもらえるようになったり、さらに素晴らしい人脈を紹介してくれることも往々にしてありますよ!


これを読んでくださっているあなたが今どんなお仕事をしていて、どんな役職に就いていて、どんな悩みを持っているのか知ることはできませんが、いろんな状況を一流人も経験しているはずです。
そんな人生の大先輩でもある彼らに、超一流になるための極意をそばで聞ける特権を得てみたいと思いませんか?
人脈作りのポイントとは?
今いる状況を大きく変えたい、飛躍的に成長したい、そう思ったならば一流人脈を若いうちから作っておくことは非常に有益だということがわかるかもしれません。
そんな方達が、これからどうやって人脈を作っていけば良いのかという悩みを少しでも解消できるよう、人脈作りにおけるポイントを5つにまとめました!
”1000人の社長人脈を築く自分の磨き方”(きこ書房出版)の著者である内田雅章氏が言っていた言葉です。
緊張感の全くない職場の同僚や友達、家族といくら接触頻度を増やしても正直成長できることって少ないですよね。
年上、格上の人たちと会ってこそ、自己研鑽されていきます。
各分野でトップを取っている人や一流と呼ばれる人は実際にお会いすると、独特の雰囲気や世界観を持っていて、自然と緊張感や神経が研ぎ澄まされる感じがするんですよね。
実際にお会いしないと感じ取れない異様な空気感を味わうことで、より一層ハイレベルな人間性が磨かれるんです。

一流人に会うということは、自分の価値観や考え方、マインドを成長させる上で非常に大切なことです。
なので、初めはお相手の凄みや威厳に恐縮してしまうことはあると思いますが、自分を磨き、成長させるための通過儀礼だと思って積極的にアプローチをしてみてください。
きっと、普段は聞けない眼からウロコな貴重なお話が聞けるかもしれませんよ。
人脈作りのポイント②褒め方に気をつけよ
年上、格上、一流…どんな人にも共通して喜ばれることがあります。
でも、好かれたいという下心丸出しのおだて方や、抽象的すぎる褒め方は返って逆効果になることも。
好かれたいという下心や、なんとなく無理して褒めてもらっているなという感じって、皆さんもなんとなく察する場面がありますよね。
相手をよいしょしすぎて見てて痛いな…という人を見かけた経験がある人は、尚更自分を客観視した時にそうやって映るんだなというのが実感できると思います。
一流人ともなると、そういう場面を何度も経験してきているので、人一倍褒められた時の相手の言葉や感情の良し悪しを図る力に長けてしまっているので、すぐに見透かされてしまいます。
もちろんお相手の身につけているものや、インテリアなど目に見えるものを褒めるのでもいいですが、より自分の存在を相手に印象付けるには浅い部分でもあります。
じゃあどんな褒め方だったらいいんだ?という疑問が出てきますよね?
初めのうちは無難かつ相手の情報もしっかり記憶できる方法で褒めるのがおすすめです。
それはズバリ、相手の仕事ぶりや実績を褒めることです!
例えば、交流会やホームパーティーの場であなたが一流人にお酒を注ぐ場面があったとします。



こんな感じで、事業内容を具体的に褒めるんです!
こうすることによって相手はもちろん気を良くしてくれますし、何より声に出すことでお相手の実績を覚えやすくなるメリットもあります。
いろんな方に会いすぎて、誰がどんな人だったかとっさに思い出せなくなる、ということを防ぐこともできますしね!

これは交流会やホームパーティーなど、周りに他の人がいる状況でみんなにその人の業績を教えるかのように褒めるとなおよしです。
どんなに天邪鬼な人でも、自分の仕事ぶりを褒められて嫌な人はいませんよね?
しかも「俺はこんだけの業績を出したんだぞ!」という自慢は一流の人こそやらないものです。
なので、あなたが代弁者となって、周りに伝わるように仕事ぶりを褒めてあげると、相手は非常に喜んであなたを一目置いてくれるようになるかもしれません。
人脈作りで失敗しないもっと具体的な方法は、こちらに記事にまとめておりますので合わせてご覧ください!
知らないとやばい!
人脈作りの場でよく見かける誰も気づかない失敗例とは?
人脈作りのポイント③質問力を磨け

「人脈作りのポイント②褒め方に気をつけよ」で褒めることの重要性について書きましたが、やはり褒めるだけでは会話を続かせるという意味では限界がありますよね…。
一流人と会話を楽しむには、適度な知識はもちろん必要になってきます。
知識の重要性については「人脈作りのポイント⑤同業間で勝負するな」で詳しくまとめています。
でももし、自分の知識外の話に混ざろうとしても、話についていけず、ちんぷんかんぷんのまま終わってしまいますよね。
さらに、この人は話が分かっていないなと判断されてしまい、置いてけぼりになってしまうだけでなく、それ以降の話に参加するのも難しくなってしまいます。

そんな時は諦めてしまうのではなく、わからない話が出てきたら、話の中で疑問に思ったことを素直に聞けばいいんです。
例えば…

と言われた時に、上海に行ったことも海外に支店を構えた経験もないとなると、その後の会話はどう頑張っても想像でしか話を膨らませることができないですよね。
そんな時は?


こんな感じで、その事業に関わる質問を具体的に言えるようになると、お相手は自分の仕事内容に興味を持ってくれているんだということが伝わります。
何より企業秘密でもない限り自分の事業のことなので、お相手が話しやすい内容だというメリットがありますね。
分からない内容の話だからといって、何もアクションを起こさない方がお相手に失礼ですし、何よりあなたの存在が印象に残りません。
まずは、難しいことは置いておいて純粋な気持ちで、相手の仕事に興味を持ち、質問をできるように場数を踏むようにできれば十分です!
人脈作りのポイント④知識は広く浅くでOK

大丈夫!そんな不安を解決する方法、実はあるんです。
すると答えた方、ぜひ続けてください。
新聞も本も読まないよという方、ジャンルは問いません。
なんでもいいので、知らない情報や新しい情報に触れるということを常日頃心がけてみてください。
活字をじっくり読むのが苦手な方は、Yahoo!ニュースやTwitterのトレンドなどを覗いてみて、自分が面白そうだと思ったものや知っておくといいかもという新ジャンルや時事ネタを見つけてみてください。
決して完璧に詳しく知っておく必要はありません。
専門用語だけでも知っているか知らないか、この差は大きいのです。
幅広くかつ一つでも多くの情報を簡単にでも知っておくことで、どんな会話になってもある程度間口が広がるので、ドギマギせずに済みます。
しかも、そこまで詳しくなくていい理由は、話し相手に質問して詳しく話して貰えばいいからです!

大抵の場合は快く教えてくださいますよ♪
話を振ってきた内容についてはきっと相手はある程度知見があるはずなので、そこで詳しい内容を深掘ってもらうだけでOKなのです。
お相手は自分も知識をアピールできて気持ちがいいですし、実際に話を聞かないと知り得なかったことも聞けることもあるのでお互いWin-Winですよね!
なので日頃から新しい情報の収集や知識の補填を欠かさないようにしましょう。
人脈作りのポイント⑤同業間で勝負するな

その人は経験も知識も圧倒的に上のはずです。同業だからといって同じ土俵で話を展開しようとしても、敵う相手ではありませんよね?
もしあなたが尊敬している人と同業の話で張り合おうものなら、お互いのプライドがぶつかり合って対立を招きかねません。
無理にお相手のフィールドに押しいることは、むしろおこがましいくらいに思っておくといいかもしれないですね。
自分が未熟であることを認めて、尊敬している人は別格で崇め奉りつつ、自分は全く別の分野でお相手の知らないことや詳しいことでお役に立てるポジションにつく。
例えば…


この場合、経営に関しては周兄の方が圧倒的に上なのは一目瞭然ですよね。
でも例えば…


この場合、SNSの知識という点においては私の方が立場が逆転していることがお分かりいただけるでしょうか。
相手が知らないことを知っている、これだけであなたの強みになりますし、仮にベテラン経営者にSNS運用を教えて欲しいと頼まれたときは快く引き受ける。
そうすると、同じ土俵で戦わなくてもお互い持ちつ持たれつの関係が作れるので、お相手からは長年の経営ノウハウを教えてもらえるというおこぼれをいただけるかもしれません。
これができるだけで、一流人とも臆することなく話ができるようになるということを、ぜひ意識してみてください!
まとめ
②下手なごますりより具体的な事業内容に触れよう
③質問力を磨いて相手に印象を与えよう
④浅くてもいいから広い知識を身につけどんな場面でも活用できるようにしよう
⑤同業間で勝負するのではなく別分野で抜きん出ればOK

20代という若いうちから一流人脈を築ける人はそうそういません。
だからそれができるだけで、他の人より2歩も3歩も先に進めますし、その分早く一流への道へ近づけます!
ぜひこの記事のポイントを生かして、自分なりの人脈作りの戦略を編み出してみてください。
ではまた次の記事でお会いしましょ〜